陽気にお喋りするあいつと履きつぶした靴

幻は酔った博士でも信じなかった
人生において、「経営者」の意味合いって、なんだろう。どうでもいいと思える?「野菜ジュース」は、アナタにとっては何なんだろう。

目を閉じて吠える兄弟と冷たい雨

とある夏の朝。
少年は空き地で、アリの行列が虫の死骸を運ぶところをまじまじと見ていた。
アリ達は一所懸命に動き回っているのだけど、虫の死体一つでこんなにたくさんの蟻がいたって、無駄なんじゃないかと、少年は不思議に思った。
少年は、蟻たちに水をかけたらどうなるかな、という好奇心がわいてきた。
しかし、今回はだまって観察し続けることに決めた。
真夏なので、少年の汗がダラダラと流れ、ポタポタと地面に落ちた。

のめり込んでお喋りする先生とオレ
「富士には月見草がよく似合う」という有名な名言を記したのは小説家の太宰治だ。
太宰治は、バスに乗車し、御坂峠を通り、現在の甲府へ向かうところだった。
そこで偶然にも乗り合わせたおばあちゃんが「あら、月見草」とつぶやく。
その時、反応した太宰治の目に映ったのが、月見草、と、富士の大きな裾野である。
富岳百景のこの部分は、富士山を知るに欠かせない。
他にも作品に引っ張りだこの、3776mの名山だ。
どこからどう見ても、同じように、整った形をしているために、八面玲瓏という言葉が似合っていると伝えられる。
その通りだと思う。
私が特に好きなのは、秋の名山、富士山だ。

のめり込んで口笛を吹く彼と枯れた森

検診は、毎回なぜか引っかかる。
脈だったり、血液の数値だったり、尿だったり。
胃の検査をバリウムを一気飲みして受けてみて、結果を受け取ると、胃がんの疑わしさがあるので、いち早く、胃の再検査を表に記載の病院にて受けてください。
と書きつけてあったのには、あせった。
あせったというより、むしろ不安だった。
即刻胃腸科の病院に胃カメラに原付で行ったら、結局、胃炎だった。
胃は前々からズキズキしていたので、身体検査に引っ掛かったのはわかるが、文言で名前とがんの疑わしさが存在すると書き記してあったら怖かった。

天気の良い土曜の明け方は目を閉じて
晩酌に、グラスビールを一人で飲むのが楽しみになっているけれど、最近はそのあとにワインも飲んでいる。
もちろん、翌日に接待のような仕事がない時に限定されるけれど。
家族と離れて暮らしていた時に、住んでた部屋の近くでワイン専門店を発見して、父の日も近かったので買ってみた。
私は見栄っ張りなので、「1万円の父の日用のワインを探しています」なんて言って。
父に届けた、ワインが一万円することをついに話すと、父は気まずそうに「・・・うん、やはりそうだと思った!」と言ってくれた。
その他の感想はなさそうだった。
それから、特にワインの質にこだわらなくなった。
楽しい!と感じる時間の友だったら、お金や質にはこだわる必要は、今のところない。

雪の降る祝日の夕暮れに昔を思い出す

取り掛かったら、完成させるまでに時間がかかるものは、身の回りに多く存在している。
すぐにあげられるのが、他言語だろう。
と思っていたが、隣国で使用される韓国語は、まれに、母国語である日本語と語順が同じ、SVOで、実は日本語にない音が少ないので、習得がわりと容易だそうだ。
しばらく韓国語を学んでいた友人の明日香は、今から始めてもわりと学びやすいので良いと思うよ、とのこと。
なんとなくいいなーと思ったけれど、あのハングルはお絵かきにしか見えない。

息絶え絶えでお喋りする姉妹とぬるいビール
太宰治の斜陽の、がお気に入りの私は、静岡にある安田屋旅館に行った。
連れとして小説大好きの母。
目的の安田屋旅館は、作家の太宰がこの本の一部を書くために宿泊した海が見える旅館。
建物の中を動くと、ギシギシと、聞こえる。
見せてもらったのは、宿泊した二階にある小さな部屋。
富士が半分だけ、顔を出していた。
道路を挟んですぐの海の海面にはいけすが作られていた。
三津浜は来たかいがある。

熱中して歌う父さんと紅葉の山

昨年から、南九州に住んで台風を非常に気にするようになった。
被害が全然違うからだ。
九州北部に住んでいたことも千葉に住んでいたこともあるけれども、しかし、台風の風の被害が全く違う。
サッカーのゴールポストが転がっていくと話を聞いた時は、オーバーだと思ったが、本当だった。
風速がすごい台風が通った後は、ヤシや大木は道路に倒れ、海の横の道路は海からのゴミでたくさんで車で走るのにも道を選ばないと通れない。
海近くの家や旅館では、車のフロントガラスが破損したり、民家のガラスが破損し、風が入って天井が壊れたりと本当かと思っていたようなことを目撃した。
直撃せずにかすめていくだけでも風はとても強く、古い民家に住んでいると家の揺れてきしむ音がとっても心配してしまう。

笑顔で踊る姉妹と穴のあいた靴下
息子の3歳の誕生日が近くて、プレゼントを何にするかを考えている。
嫁と話して、体で遊ぶ遊具か頭を使うものか洋服などにするかを決めようとしている。
悩んでなかなか決まらないので、ものを見て選ぶことにしたけど、がつんとくるものがない。
だけれど、こどもに見せてみたら、以外と簡単に決めることができた。
ジャングルジムに一生懸命になったから、これに決めた。
ただ、今のマンションが小さいので、一番小さなコンパクトなやつにした。
販売価格が、わりと安かったので、助かった。

息もつかさず体操する兄さんと枯れた森

梅雨が明けたばかりだけど、今日セミの鳴き声を聞いて、少年は「夏だ。」と感じた。
もうすぐ夏休みという休みの日の午前中、少年は縁側で空を見ながらアイスを舐めていた。
軒下では風鈴がときおり涼しげに鳴っていた。
朝から暑い日で、日光が座った少年の足を焦がしていた。
少年は元気に半ズボンという格好だ。
頬を伝って汗が流れ、アイスもとろけてきた。
少年は、近くの市民プールのプール開きを待ち焦がれていた。

じめじめした祝日の昼に昔を懐かしむ
しかもお客さんは、だいたい日本人だという状態だったので、その雰囲気にもびっくりした。
買い物中の列は、ほぼ日本からの観光客という感じだったのでその不思議な光景にもびっくりした。
実は、韓国のスキンケア用品は肌の栄養になる成分が多く含まれているとか。
もちろん、美容グッズにも感動はあったけれど店の人の日本語にも感動した。
美容関係に特化した会話だけなのかもしれないが、日本語が上手い。
私たちは、簡単な英語を使う気満々で行った韓国だったが、必要ないくらいに。
仕事で使用するなら、しっかり学べば外国語を話せるようになるという事を証明してくれたような旅行だった。

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